| Welcome! 国際マッケンジー協会 日本支部 |
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整形外科医として、長年、頚部痛、腰痛の治療に携わってきましたが、手術などが必要となる椎間板ヘルニアや頚髄症、脊柱管狭窄症等の一部の疾患を除くと、整形外科医が行う治療の多くは、薬や注射などで痛みを和らげる対症療法がほとんどです。頚部痛、腰痛がどこから来ているのかの明確な答えがないまま、痛みを和らげているうちに、自然と痛みがなくなってくることを期待する治療法です。この点、マッケンジー法では、椎間板内の微小なずれを頚部痛、腰痛の原因の1つとして考えており、一定の動作を繰り返すことで、このずれを整復することが治療の基本と考えています。頚部痛、腰痛を根本的な原因から、治療していこうという姿勢です。しかも、この治療手技は机上の空論ではなく、実際の治療経験に基づいて発展してきたものであるため、具体的な治療効果を重んじる欧米で受け入れられてきたものと思います。海外の論文をみると、マッケンジー法は急性、慢性腰痛の40〜80%の症例に有効と考えられており、有効例は、合計4回程度のリハビリ受診で効果が出て、しかも予防効果があるとされています。マッケンジー法が、治療者あるいは患者として、頚部痛、腰痛でお困りの皆様のお役に立てることを願ってやみません。 2005年 国際McKenzie協会 日本支部長 石橋俊郎 |
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